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印刷博物館がリニューアルオープン 20周年記念し「印刷の日本史」をメインテーマに 凸版印刷 

【2020年10月2日】凸版印刷運営の印刷博物館が10月6日(火)、常設展を中心とした施設を刷新し、リニューアルオープンする。
このリニューアルは10月7日(水)、同博物館が開館20周年を迎えることから周年事業として行われるもの。

また、リニューアルオープンと同時に、20年間の調査研究成果をもとに新しい学問「印刷文化学」を立ち上げる。
「印刷文化学」は印刷と人々との関係を長期文化文明史的な視点から捉え直し、関わった社会や人々の営みを検証する学問体系で、その第一歩として『日本印刷文化史』を10月7日(水)に講談社から出版する。

リニューアルで常設展は、日本の印刷文化を扱う「印刷の日本史」をメインテーマとし、日本の先人が培ってきた印刷文化の歴史的変遷を中心とした展示に、大きくリニューアルしている。
なお、2000年の開館時から活字の保存伝承をめざして運営してきた、活版印刷などを体験できる印刷工房は、今後も活動を継続する。

印刷博物館は1990年代に設立計画が浮上し、凸版印刷の創立100周年事業の一環として2000年にオープンし、開館以来の来館者は63万人を越えている。

 

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