【2018年9月6日】共同印刷は9月4日、NISSHAとその子会社である日本写真印刷コミュニケーションズの東京地区で展開する事業(一部を除く)を、共同印刷に譲渡することで合意した。
日本写真印刷コミュニケーションズは、新たに設立する子会社に同事業を吸収分割(略式分割)し、2019年1月7日付でその株式の90%を当社に譲渡する。日本写真印刷コミュニケーションズは株式の10%を継続保有する。
譲渡対象となる商圏は日本写真印刷コミュニケーションズの東京地区での現状の売上高の約80%にあたる70億円規模で、残りの20%は同社が継続する。
対象の事業基盤は、日本写真印刷コミュニケーションズの社員(約30名)、および有形無形の資産などから構成される。
両社は、2016年から協業を続けており、この信頼関係から、今回の事業の譲渡をとなった。
日本写真印刷コミュニケーションズは、強みである高精細で高品位な色調再現が活かせる分野を中心として関西地区に事業基盤を集約。両社はそれぞれの強みを活かせる市場・事業領域へ経営資源を適切に配分することにより、事業収益の改善を目指す。
今後、共同印刷は情報コミュニケーション部門の再構築に取り組んおり、今回の株式譲渡契により、業務フローの見直しや生産体制の効率化等を推進。事業収益の改善を図るとともに、成長戦略に基づく施策を着実に遂行することで、中期経営計画の達成を目指す。
なお、新会社の業務開始は2019年1月7日を予定している。
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