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大日本印刷 チルド飲料の賞味期限を延ばす「DNP無菌充填対応容器 PETカップタイプ」を開発

【2026年10月5日】大日本印刷(DNP)は、高い酸素バリア性を備えたPETカップと無菌充填技術を組み合わせ、飲料の賞味期限延長に対応する「DNP無菌充填対応容器 PETカップタイプ」を開発した。第一弾として、トーヨービバレッジとの協業により、同容器を使用した飲料の提供を2027年に開始する。

カップ本体は、PET樹脂の物性により酸素バリア性を従来品比25%高め、無菌充填時やラベル装着時の高温にも耐えられる設計とした。これにより、DNPの無菌充填システムとの組み合わせが可能になり、飲料の鮮度を保ちながらチルド飲料の賞味期限を延長できる。カップ本体に使用するPET樹脂の10%にはリサイクルPETを採用し、バージンPETの使用量を抑える。

これらにより、チルド飲料のロングライフ化につながり、飲料メーカーや流通事業者は柔軟な在庫運用が可能になる。食品ロスや廃棄コストの低減に加え、従来は難しかった遠隔地への展開による販売エリア拡大も期待できる。

開発の背景には、トーヨービバレッジからの「PET素材によるカップ容器の実現」という要望があった。DNPは、無菌充填技術やカップ成形技術、リサイクルPET活用技術を組み合わせてこれに応えた。

DNPは本製品と関連する無菌充填システムを含め、2027年度までに累計16億円の売上を目指す。今後は飲料の特性に合わせてさらにバリア性を高めた製品開発も進める。

10月14日から16日まで東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK 2026」のDNPブース(東1ホール1R13)で紹介する。

大日本印刷
https://www.dnp.co.jp

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