【2026年7月27日】ゼンプロダクツは、印刷物の校正を支援するAIエージェント「Shodoプリント」の実証実験を開始した。あわせて、印刷・出版・メーカーなど印刷物の校正に課題を持つ企業・団体から実証協力者を募集する。

同社が提供するAI校正サービス「Shodo」で培った文章校正の技術を印刷物へ広げたもので、PDFの紙面構造や視覚的な意味を読み解きながら、文章と商品情報の双方を確認できる仕組みとして開発した。AIが校正者を置き換えるのではなく、見落としを防ぐ一次の拾い上げを担い、人が判断すべき箇所を根拠とともに示す設計とした。
商品カタログ向けには、商品マスターのExcelファイルをAIが読み込み、紙面から商品情報や配置範囲を認識してマスター情報と突き合わせる。商品画像やバーコード(JANコード)の識別、価格・数値表示の正規化を伴う突き合わせ、シートが複数に分かれたExcelファイルの読み込みにも対応する。
雑誌・書籍向けには、Word文書やPDF、URLを背景情報として渡すことで校正・校閲を行う。文章校正に加え、紙面デザインや画像など見た目上の情報もAIが加味して判断する。全体を通した表記ゆれの判断や辞書登録にも対応し、書籍を1冊まるごと校正することでブランドの一貫性を保てるとしている。校正結果は、注釈付きPDFやレポートとしてダウンロードでき、既存の運用フローのまま共有できる。

実証実験の対象は、印刷会社、出版社、編集プロダクション、メーカー、流通・小売企業など。商品カタログ、パンフレット、雑誌、書籍、仕様書、製品パッケージなどの制作物を想定する。
協力内容はサンプルデータでの試用や検出結果の評価、現行の校正フローに関するヒアリングで、対象データや期間、秘密保持、費用の有無は個別に相談のうえ決定する。
発売前の商品情報や価格情報などセキュアなデータを扱う前提から、入力データは国内リージョンで処理し、AIモデルの学習には使用しない。参加企業・団体ごとにNDAの締結も可能としている。

今後は実証実験で得た評価や現場の声をもとに、検出精度や確認画面、審査レポート、再校時の差分処理などを改善する方針。法令・業界ルールに関するチェックも検討対象とし、印刷物の確認から社内承認までを支えるサービスを目指すとしている。正式提供の時期やプラン、料金は決定次第案内するという。
実証実験の相談・問い合わせは下記から
https://print.shodo.ink/
ゼンプロダクツ
https://print.shodo.ink/
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