大日本印刷　軽くて頑丈な「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」を発売

【2023年2月15日】大日本印刷（DNP）は2月14日、軽くて頑丈な「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」を発売した。

この製品は、オフィスやイベント会場などの限られたスペースでも有効に活用できるブース。金属やプラスチックを使用せずに、紙だけで構成する軽量な簡易型ブースで、10秒ほどで組み立てられる。
使用後は折りたたんでコンパクトに収納することが可能で、繰り返し使用できる。また、独自の「DNP 2.5D表現技術 リアルサーフェス」を使い、木目調などのパターンを印刷して立体感のあるリアルなデザイン表現を行う。落ち着いた空間を演出するなど、さまざまな空間に合わせたカスタマイズが可能。

近年、働き方改革やコロナ禍などをきっかけに、オフィスのフリーアドレス化やオンライン会議などが浸透することで、“自分だけのスペース”が必要となる場面が増える。企業などでも、テレワークが普及する中で、オフィスの省スペース化と、多くの社員が出社した際の座席不足解消を両立させることが課題となっていた。

こうした課題に対してDNPは今回、必要な時に取り出して容易に設置でき、使用後はコンパクトに収納できる「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」を開発した。

工具や留め具を使わずに、軽量な紙製ボードを簡単に組み立てることができます。使用後は、折りたたんでコンパクトに収納できる。また、ハニカム構造の頑丈な強化紙製ボードを使用している。

見た目の質感をリアルに表現するDNP独自の「DNP 2.5D表現技術 リアルサーフェス」を活かして、木目調などのデザインを表現することで、落ち着いた空間を演出する。紙製のブースのため、廃棄の際に古紙リサイクルを行える。

利用者にとってのプライベート空間をつくり出すことで、仕事・作業への集中力を高め、秘匿性が求められる業務なども行える。

サイズは、組立時が幅800×奥行き770×高さ1,400 mm、収納時が幅800×奥行き83×高さ1,400 mm、重さ約7kg。

今後、DNPは、企業・団体等のオフィスやイベント施設、自治体や学校などに向けて本製品を販売し、2025年度までに累計3億円の売上を目指す。

「DNP折りたたみ式紙製パーソナルブース」の製品詳細 https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/20168883_1567.html