大阪メトロアドエラ　交通広告媒体の視認性を調査　VRによる実空間メタバースで

【2023年4月18日】大阪メトロアドエラはこのほど、交通広告媒体の視認性を調査するため、実空間メタバースとも言われるVRでのアイトラッキング調査を実施した。

VR環境でのアイトラッキング調査は、生成AIが生み出す現実環境にありそうなクリエイティブをもとに、任意の広告コンテンツが掲出された場合の視認測定を可能にする。
また、仮想の駅空間を移動する被験者のアイトラッキングをリアルタイムで記録。データを分析することで、設置環境に反応した調査結果をより正確に得られる。

これにより、交通広告の駅媒体の視認性を測定し、世界で唯一のグローバルOOH業界団体WOO(World Out Of Home Organization) が定義する媒体取引標準価値指標の「視認調整済みコンタクト：Visibility Adjusted Contact（VAC）」を算出できる。

OOH広告・交通広告は、多くの人々にアピールできる。しかし、広告が実際に見られるかどうかを測定することは困難であり、それが広告主にとっての重要な課題となっている。
また、その取引標準価値指標として、WOO「グローバルOOHオーディエンスメジャメント ガイドライン日本語版」で推奨されているVACは、広告を見る可能性に視認性を考慮した指標であり、OOH広告の効果測定において重要な役割を果たしている。

大阪メトロ アドエラは、今回の調査により、交通広告の駅媒体のVAC値をグルーバル基準で客観的に算出することを目指し、データに基づく効果的な交通広告の提供に向けて、広告主のROIを最大化することを目指す。

大阪メトロ アドエラ
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