大広WEDOとLaboro.AI　AI時代のWeb設計手法を共同開発　生成AI×オントロジーで「見つけられ・選ばれる」サイトへ

【2025年8月31日】大広のグループ会社である大広WEDOは、Laboro.AIと連携し、生成AIやオントロジー技術を活用した新しいWeb設計手法の開発プロジェクトを始動した。

近年は、GoogleのAI OverviewsやChatGPTなどを通じて情報を得る利用者が増え、従来型のSEO対策では十分な流入確保が難しくなっている。こうした環境変化を踏まえ、AIが正しく理解・推薦できるWeb構造の整備が不可欠になっている。

プロジェクトでは、①生成AIを活用したAIO（AI Optimization）診断による現状可視化、②Laboro.AIが国際会議ISWC 2025に採択された論文で提唱するオントロジーによる意味構造モデリング、③大広が開発したBrand Dialogue AI（BDAI）の実装による対話データ蓄積と継続最適化――の3ステップでWebサイトを刷新する。

これにより、商品やカテゴリ、用途、FAQなどを階層的に整理し、構造化データとしてAIに最適化。加えて、BDAIによるユーザー対話データの分析を通じ、検索や推薦の精度を高めるPDCAサイクルを構築する。

大広WEDOとLaboro.AIは今後、AI時代の顧客体験設計に挑戦する企業とともに、新たなWeb体験の創造を進める方針だ。

Laboro.AI公式
https://laboro.ai/