モリサワ　「Morisawa Fontsアップグレード2025年10月版」新書体第1弾の提供を開始　契約中のユーザー向けに

【2025年10月20日】モリサワは10月15日（水）から、「Morisawa Fonts」を契約中のユーザー向けに「Morisawa Fontsアップグレード2025年10月版」として、2025–2026年新書体第1弾の提供を開始した。

今回追加された書体は、「TypeBank PASSPORT」で提供されてきたタイプバンクフォントや、写研書体のOpenTypeフォント開発プロジェクトによる「写研クラシックス」など、合計85ファミリー。新書体第2弾ラインナップと提供日は後日発表される予定である。

特設ページでは、新書体第1弾の一覧PDFやグラフィック作例、書体の特徴と活用方法を掲載しており、デザインの参考になる内容となっている。また、公式noteでもタイプバンクフォントや写研クラシックスの一部を紹介している。

新書体は、Morisawa Fontsサービスサイトでアクティベートすれば利用可能。「フォントを探す」機能で「2025–2026年 新書体」を選択すると一覧が表示される。さらに、用途別にフォントをまとめたおすすめリストも新たに公開されている。

対応OSはWindows 11（23H2以降）、macOS 11以降で、常時ネット接続が必要。対象プランはスタンダードプラン、Select8/24、業界別プラン（教育機関・公共団体・エンタープライズ）、Webフォント／Webフォント Lite。

一方、「MORISAWA PASSPORT」への新書体提供は終了しており、引き続き利用する場合はMorisawa Fontsへの移行が推奨されている。また、「TypeBank PASSPORT」は2027年12月末でサービス終了予定。

新書体特設ページ
https://new.morisawafonts.com/2025-2026/