図書印刷　オリジナル絵本サービス「TinkerTale（ティンカーテイル）」の提供を開始　既刊本の登場人物の名前を変更可能に⁉

【2024年4月18日】図書印刷はこのほど、オリジナル絵本サービス「TinkerTale（ティンカーテイル）」の提供を開始した。

このサービスは、読者がスマホやパソコンから、絵本の主人公やキャラクターの名前を自由に設定してオリジナル絵本を注文できるもの。
読者は唯一無二の絵本を手にでき、出版社には絵本コンテンツの新たなニーズを生み出すという。

サービスでは、全国の書店で実際に販売される人気絵本のコンテンツを読者がカスタマイズできる。「Tale＝物語」に「Tinker＝小さな変更を加える」という名前のとおり、絵本の主人公の名前を、自身や家族、友人の名前に変更し、キャラクターを指定するなどが可能。
また、メッセージを添えることもでき、世界にたった一冊の絵本として、出産祝い、誕生日、入園、入学、記念日、クリスマスなどのプレゼントなどの用途を想定している。

初回リリースタイトルは2冊。
『ふしぎな みけねこびん』（世界文化社、文きむらゆういち・絵まつながもえ、サイズ21cm×21cm、ハードカバー、26P、カバーあり）。

『であえたことに ありがとう』（世界文化社、文きむらゆういち、絵tono、サイ：21cm×21cm、ハードカバー、26ページ、カバーあり）。
いずれもTinkerTale版価格は4,950円（税込み）。

同社は創業から書籍や雑誌の印刷・製造を行なってきた会社。近年では、デジタルだけでは味わえない「特別感」を形にするサービスの提供も行っており、自社のサービスに連動したフォトブックやカレンダーのカスタムメイドサービスを簡単に構築できる企業向けの「PhotoPub」や、個人顧客をターゲットとした１冊から注文できるフォトブックサービス「BON」などを展開している。

このノウハウを生かし、今回、スマホやパソコンから簡単にオリジナル絵本を注文できる「TinkerTale」の提供を開始した。

今後同社では、世界文化社の2タイトルリリースを皮切りに、「TinkerTale」のサービス認知を拡大。各出版社と連携してタイトル数を増やし、絵本コンテンツの新たな活用方法として出版業界へさらなる価値を提供していくという。

TinkerTale
https://tinkertale.jp/