【2023年12月14日】TOPPANはこのほど、スマートフォンで撮影した、古文書などのくずし字を解読できるくずし字解読アプリ「古文書カメラ」のAI-OCRの再学習を実施。解読精度の向上を実現し、さまざまな条件下で撮影した画像に対応できるよう、画像編集機能を搭載した。
また、解読機能の利用回数をこれまでの1日あたり10回から、30回に増屋して提供している。
「古文書カメラ」は、高精度のAI-OCR技術を活用し、古文書の解読ができるアプリで、同社が2023年6月からiOS版、2023年10月にはAndroid版をリリースしている。
今回のアップデートでは、学習データの追加とAI-OCRモデルの刷新により、とくに手書きの古文書に対して、大幅に解読精度を改善した。
画像編集機能では、アプリで撮影した画像や、取り込んだ画像を編集することでき、よりAI-OCRの認識精度を高められる。
画像編集機能では以下のことが可能。
・台形補正:斜めから撮影した画像の補正
・ノイズ除去:シミやノイズなどを軽減
・トリミング:余分な画像の除去
・角度補正:資料画像の回転
・白黒反転:モノクロ状態で白黒を反転
同社では今後も、資料館等での古文書の解読や調査業務の効率化をはじめ、一般利用者の「手元にある古文書の概要を知りたい」「くずし字を読めるようになりたい」といったニーズに対応していくとしている。
なお、同サービスは「お城EXPO 2023」(12月16日、17日、パシフィコ横浜ノース)に出展。2025年の大阪・関西万博に向けた「TEAM EXPO 2025」プログラムの一環である、「日本文化の継承と魅力発信セミナー&ワークショップ」(12月15日、16日、グランフロント大阪北)での紹介が決定している。
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