工場の対人スキル研修をゲーム形式で提供　ハラスメントや離職を防止する教育の内製化が可能に　カレイドソリューションズ

【2023年11月16日】カレイドソリューションズは、工場の従業員を対象とした対人スキル（ノン・テクニカルスキル）教育に関する研修パッケージを整備、提供を開始した。

同社は、研修内製化をドメインとする事業者。工場特有の環境に合わせて、従来の研修のイメージとは異なる「社内講師による少人数・短時間でも実施できる体験（ゲーム）型研修」のラインナップを整備している。
今回、この数年で数多く提供し、好評だった工場向けの汎用的なソリューションパッケージを制作、提供を開始した。

工場内でのコミュニケーションには、オフィスワークの職場とは大きく異なり、機械音で声が届きにくいなど環境的な困難ケースがある。コロナ禍での黙食や喫煙所の利用制限や飲み会の禁止等がこれに拍車をかけ、コミュニケーションが減少していた。
このような背景から、現場の雰囲気の悪化やエンゲージメントの低下、その結果、ハラスメント事案の増加や、事故や離職の増加もあった。
エンゲージメント調査を試みた工場では、その数値の急な悪化から喫緊に対処が求められる状況も見受けられたという。

研修事業者が提供する研修は、大人数を長時間集めて講師が講義やワークをする座学形式のものが一般的。このため、長時間ラインから離れにくい、大勢を同時に抜くと操業に影響がでる、ホワイトカラーの講師では現場の様子が分からず適切な話ができない、座学ではなく体験を好む従業員が多いといった工場の特性に対応しきれないといった課題があった。
また、研修会社も、工場が遠方にある、オンライン研修が難しい、担当者が人材開発部門ではなく研修の導入経験が少ない、研修内容を工場向けに変更しなければならない、工場就業者のイメージがわかないといった課題があった。

同社は、一般的な研修会社とは異なり、研修内製化をドメインとして創業。研修内製化と工場内のノン・テクニカルスキル教育は親和性が高い。また少人数×短時間の研修ツールは、1開催あたり3～10名程度、1時間～3時間を希望することが多い工場で親和性が高い。
内容は、 1つの学びに絞ったモジュールとし、簡単な講義をした上で、シンプルなゲームを行って振り返りを行うことで、工場特有の事情をクリアしている。
ゲーム型の研修は、ゲームが研修参加者を動かすことから、社内講師は冒頭と振り返りをしっかり押さえれば最低限の効果を出せるという特長がある。

なお、同社ではこのソリューションに関するオンライン研修会を11月22日（水）午後1時30分から開催する。

オンライン説明会

日時 ：11月22日（水）13:30-14:00
形式 ：Zoomウェビナー（視聴型）
講師 ：カレイドソリューションズ株式会社 高橋興史
参加費：無料
申し込みは以下から
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_9OcYpq-CR6qK0qKAQ0hD8g

カレイドソリューションズ
https://www.kaleidosolutions.com/