【2023年6月12日】エプソン販売は、アベイルと進める「アパレル 3D ソリューション×無在庫ビジネス構想」のブランドオーナーに三陽商会の展開する「ECOALF(エコアルフ)」を迎え、3 社での共創活動を開始した。
3社による実証実験として、阪急うめだ本店での SDGs ポップアップ・イベント「GOOD VIBE FROM SEA」内のECOALF ブースで、タブレット端末でのバーチャルフィッティング体験と商品の販売を行う。
アベイルの展開する BROWZWEAR 社の「VStitcher」は、デジタルツイン技術を備え、3D のデジタルデータを現実の生産ラインに反映可能。
プリント柄を含めた 3D デジタルデータを 2D の型紙データに変換でき、プリントデータとして生地に直接オンデマンド印刷する。
これにより、試作品の作成プロセスを短縮してオンデマンドで、必要な数量のみの生産が可能になり、在庫を持たない販売を実現する。
さらにエプソンのデジタル捺染機「Monna Lisa(モナリザ)」で顔料インクを使用した場合、アナログ捺染の染料インクを使用した印刷と比較して、水使用量を約 96%削減でき、サステナブルな印捺プロセスを実現する。
今回は、リサイクル素材を用いたスペイン発のサステナブルファッションブランド「ECOALF」をブランドオーナーとし、試作品レスと在庫レス、さらに印刷工程の水使用量を極小化した持続可能なファッションの流通サイクルを目指す。
三陽商会では、日本発の新たな取り組みとして、「ECOALF」のグローバルでの展開を計画。
一方のエプソンは、この実証実験を通じ、ファッション業界が抱える社会課題を解決するビジネスモデルの確立を目指す。
なお同プロジェクトは、阪急うめだ本店て開催される SDGs に特化したイベント「GOOD VIBE FROM SEA」に出展。水族表現家 二木あい氏の作品を用いたワンピースが予約購入できる。
ポップアップ・イベントの詳細は以下から
https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/sea_creation/
「ECOALF」テーマ:「LOST COLORS」 with 水族表現家 二木あい
https://www.instagram.com/aifutaki/
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.