ラベル印刷会社が商談専用のiPhoneアプリを開発　OSPカラーなど計354色をデータ化　大阪シーリング印刷　

【2023年4月14日】大阪シーリング印刷は4月20日（木)、OSPカラーを搭載したiPhone専用のオリジナルアプリ「Iromil(イロミル)」のサービスを開始する。

同社は、OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する会社。

「Iromil」は、大阪シーリング印刷の商談専用のiPhoneアプリ。
従来の印刷物や特色インキの色基準となるカラーチップをOSPカラーとして特色350色とCMYK4色の計354色をデータ化したもので、そのOSPカラーをベースに3つの機能を備えている。
同アプリの活用により、色合わせによる色ブレが少なく仕上がりの品質が安定するという。

また、工場側も使用頻度の高いカラーを「OSPエコセレクトカラー」に設定することで、インキユニットの洗浄回数が減り(＝廃液削減) 、環境に配慮した取り組みにつながる。
インキユニットはインキ交換のたびに洗浄するため、その都度、廃液が発生する。印刷時のインキユニットの交換回数をできるだけ減らすことで洗浄回数が減る。インキユニットの交換回数を減らすために、OSPカラーの中から使用頻度が高い特色36色とCMYK4色の計40色を選定して、「OSPエコセレクトカラー」と設定した。

機能では、iPhoneの画面タップで、選択した部分と近似したカラーをOSPカラーの中から抽出。個人による判別差を防止し、カラー選択に要する時間が短縮されてスピーディーに対応できる。
RGBカラーやCMYKカラー、マンセル表色系をOSPカラーで検索可能
使用する紙も、ミラーコート紙や合成紙、上質紙など、紙質によって変わる印刷仕上がりをスマートフォンの画面で確認でき、スピーディーに対応できる。

大阪シーリング印刷
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OSPホールディングス
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