【2026年1月8日】ローランド ディー ジーは1月8日、米国LSINC社とグローバル販売パートナーシップを結び、同社が開発する産業用360度ダイレクトUVプリンタ「Periシリーズ」の世界販売を開始したと発表した。
これにより、円筒形容器向けの産業用ダイレクト印刷分野での製品ラインアップと提供体制を拡充する。

Periシリーズは、ワインや清涼飲料のボトル、化粧品容器などの円筒形アイテムに対し、360度全面へのダイレクト印刷を可能にするUVインクジェットプリンタである。JetlNXプリントエンジンとヘリカルテクノロジーを採用し、ガラスや金属、木材など多様な素材に対応するほか、透明ボトルへの印刷もバリア層なしで行える点が特長とされる。

今回ローランド ディー ジーが世界展開するのは、「PeriQ360」「PeriVallo360m」「PeriOne」の3機種。中でもPeriQ360は、4軸構造による同時印刷により高い生産性を備え、1分間に約19本の加飾が可能とされる。2025年に米国で開催されたPRINTING United Expoでは、製品の品質や機能性が評価され、Pinnacle Product Awardを受賞した。

PeriVallo360mは、輪郭追従プリント技術により、ボトルの首から肩にかけた曲面や先細り形状にも一度で印刷できる点を強みとする。PeriOneは、シリーズの基本性能を維持しつつ、操作性と導入しやすさを重視したモデルで、小ロット生産や試作用途を想定している。
ローランド ディー ジーはすでに2025年から中南米地域で同シリーズの販売を開始しており、今回の提携を通じてグローバル販売網を活用した本格展開に踏み切る。パッケージングや飲料、化粧品分野など、カスタマイズ印刷需要の拡大を見据え、産業用ダイレクト印刷市場での存在感を高める狙いだ。
なお、Periシリーズは1月12日から15日まで米国ラスベガスで開催される「PPAI Expo 2026」で展示・実演される予定である。

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