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サイン&ディスプレイショウ2015リポート⑤その他資機材 メディア、装飾、レーザーカッターなど

【2015年8月29日】本日まで開催の「サイン&ディスプレイショウ2015」には、屋外広告やディスプレーに関連するさまざまな、加工機やIJP用のメディアなどが展示されている。レポート⑤ではこれまで掲載できなかったこれらの資機材を紹介する。

コムネット(東日本営業部・☎045-949-0456)は、大型レーザー加工機「MERCURY609」を実演。厚みのあるアクリルを人の手の形状に切り出して、その性能の高さをアピールしている。

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また、向かいにブースを構えたローランド ディー.ジー.(☎0120-808-232)のUV硬化型IJP「VersaUV LEF-20」をブースに展示し、レーザー加工機と組み合わせたグッズ製作の提案を行っている。

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リンテックサインシステム(☎03-5721-4912)は、各種IJP用メディアを展示した。
デジタル壁紙の「プリンテリア」はIJPで表面に出力が可能な壁紙。1枚からオリジナルの壁紙を制作できるため、病院や商業施設など人が集まる空間を明るく演出できる。

屋外マーキングフィルム「タックペイント」は耐候性が高く屋内外の装飾に使用されている。ロゴやマークの形に切り抜いてつかわれることが多く、看板やショーウインドウなどを彩る。

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ブースではマーキングフィルムの加工に役立つ作業台「ロールスローラー」を実演。この作業台を使えばマーキングフィルムで制作した切り文字抜き文字の貼り付けなどを簡単に行える。実演の周辺を数十人の来場者が取り囲む人気の展示となった。

同じくメディアでは三菱製紙(☎03-5600-1475)は、ブース前面にプロジェクター用スクリーンフィルム「彩美s〈SaiVis〉」を展示し、映像を使った訴求効果を実証している。このフィルムのシリーズにはクイックタイプもあり、短時間のイベントなどでも場所を選ばず訴求が可能だ。

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アサイマーキングシステム(☎044-980-1600)は、スリーエムジャパン(☎0570-012-123)との共同出展で、エスカレーターグラフィックスを実物大のエスカレーターに貼付し展示した。
エスカレーター広告は、ステップ(階段)部分へグラフィックが動きのある広告表現として海外では注目されている。

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担当者は「ステップへの広告は日本の公共機関ではいまだに展開されづらい。ただ、日本でも東京のりんかい線で解禁されるなど一部で利用の動きが出てきた」と近年の動きを説明する。
貼り付けはあらかじめエスカレーターのサイズに合わせ、切れ目の入ったメディアをスキージを使い貼付するため、短時間で行うことが可能。りんかい線での採用をきっかけにさまざまな場所での展開を狙う。今回、ブースでは比較的採用の多い手すり部分やサイドパネルの広告に加え、ランディングプレート(登り口、降り口)への採用事例なども紹介している。

キヌガワ(☎06-6681-0741)は、光ファイバーディスプレイ「リヴァーブ」を初出品。同製品は光ファイバーを木や石などの素材に埋め込み、文字や絵柄などを発光点滅させるというもの。
屋外や水中でも使用できるため、店舗外の装飾や水槽内などで電飾が可能という。

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エヌエス工研(☎0586-58-8006)は、陳列棚を華やかに彩るターンテーブルを展示。手で止めてしまってもモーターが焼き切れることのない安全設計が特徴だ。製品は通信販売などからも購入できる。

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