【2022年10月21日】キヤノンは12月中旬、商業印刷向けカラープロダクションプリンタ「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、「imagePRESS V1350」を発売する。
新製品は、毎分135枚(A4ヨコ)の高速印刷により印刷物の短納期化に貢献するとともに、長時間の連続印刷への耐久性と印刷品位の安定性を備えている。
さらに、リモート印刷管理アプリを活用して、複数台のプリンタの稼働状況をリアルタイムに把握することで稼働率を最大限に引き上げ、効率的に大量出力したい印刷業などのユーザーのビジネスを力強く支援する。
同機は、熱効率を高めた定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」を採用。従来機種より出力速度が約35%向上し、シリーズ最高となる毎分135枚の高速印刷を実現した。
また、用紙搬送路を直線にし、用紙への負担を抑えることで、最大500g/㎡の厚紙でも安定した連続プリントできる。
高速印刷による印刷量の増加に対応するため、主要な機能部品や摩耗しやすい駆動系部品に高耐久部材を用いるなど耐久性能を見直し、印刷耐久枚数は従来機種の2倍以上に向上した。
本体フレームにはシリーズ最高の強度を持つ高剛性フレームを採用。振動による本体内部品の形状変化を抑え、長時間の安定した印刷を可能する。
印刷位置を調整するレジストレーション調整機構を改良し、二段階補正を行うことで、高速印刷でも表裏の差が0.5mm以内という精度の高い画像位置合わせが可能。
印刷中にリアルタイムで濃度を補正する「Multi-Density Adjustment Technology(Multi-D.A.T.)」の採用により、製品カタログやリーフレットなど、高い品位が求められる成果物でも、1部目から最終部まで安定した色味となる。
リモート印刷管理アプリ「PRISMAremote Manager」と組み合わせることで、印刷現場から離れた場所でも複数台の印刷機の稼働状況をPCやタブレット上で、リアルタイムに確認可能。
特定のプリンタに印刷ジョブが集中した場合でも、稼働に余裕があるプリンタへ、簡単な操作でジョブを振り分け、設備全体の印刷計画の最適化と納期短縮を促進する。
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