【2025年8月8日】モリサワは、フォント製品「TypeBank PASSPORT」の提供を2027年12月末で終了する。後継サービスとして、クラウド型のサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」への移行を促す。
TypeBank PASSPORTは、2012年にタイプバンクが提供を開始したフォントパッケージ。2019年に同社がモリサワに吸収合併された後も継続販売されてきた。今回の発表により、以下のスケジュールでサービス終了に向けた対応が取られる。
Morisawa Fontsでは、TypeBank PASSPORTに含まれる書体の多くが、2025~2026年の新書体として順次提供される見通し。ただし以下の7書体については搭載予定がない。
なお、「TBUD学参丸ゴシック」に関しては、2024年10月に常用漢字表改訂に対応した「TBUD学参常改丸ゴシック」がリリースされており、今後はそちらの利用が推奨される。
Morisawa Fontsではプランによって書体の提供内容が一部異なるため、利用者は新書体提供開始後に対象プランを確認する必要がある。
サービスの詳細や改訂書体の情報は、Morisawa Fontsの公式サイトで随時案内される。
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