【2016年2月1日】凸版印刷は2月上旬、「凸版文久体」ファミリーの第4弾として見出し用ゴシック体「凸版文久見出しゴシックEB」の提供を開始する。
同社では2013年、電子媒体にも対応した「凸版文久体」を開発。同自体は「築地体」を源流として誕生した凸版印刷のオリジナル書体を改刻したもの。
新たに提供される「凸版文久見出しゴシックEB」は2015年5月から提供している「凸版文久見出し明朝EB」と対をなす見出し用書体。太くしっかりとした線画でありながら角張らない設計で、力強さとやさしさを兼ねそなえ、読み手の目線を惹きつけるデザインが特長となっている。
ひらがな・カタカナは、見出しとして大きいサイズでの利用に最適な骨格とし、本文用書体の「凸版文久ゴシック」とは骨格を変えている。また、筆の運びを感じさせるハネや、なめらかな曲げを設計することによって、やさしさを演出している。
漢字は、太くしっかりとした線画の力強さと、のびやかなエレメントや線画の角の部分をカットしたデザインにより、やさしさや柔らかさを演出してる。
欧文は太さ、大きさ、ベースラインなど、和文と調和するデザインにしながら、和文とは逆に角の部分をカットしないデザインや、丸いドットを設計して柔らかい印象を与えたセミコロンやピリオドなどにより、欧文単体での存在感も放つようにデザインしてる。
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