【2025年6月4日】日本HPは6月5日、家庭向けインクジェット複合機の新製品として「HP Envy 6120」と「HP Envy 6520」の2機種を発売した。
「HP Envy 6120」は、プリント・スキャン・コピー機能を備えたエントリーモデルで、「HP Envy 6520」は35枚対応の自動原稿送り装置(ADF)を搭載した上位機種。いずれもコンパクト設計とホワイト基調のバイカラーデザインを採用し、家庭内のリビングや書斎などにも設置しやすい。
同シリーズは、Display P3カラーのネイティブ印刷に対応し、広い色域とHPの「true-to-screen」技術により、画面上の色彩を忠実に再現した写真印刷が可能。スマートフォンやタブレットとの連携を強化しており、「HP Smartアプリ」により操作や設定も行える。
操作性の面では、2.4インチのカラータッチスクリーンを上向きに配置し、使いやすさを向上。前面給紙トレイ(100枚)や電源アダプタ内蔵設計など、メンテナンス性にも配慮した。
環境配慮として、筐体の約60%に再生プラスチックを使用し、梱包材にもリサイクル素材を採用。また、黒インクは標準カートリッジの約2倍の印刷が可能な「HP EvoMoreインク」に対応し、交換回数と炭素排出量を削減している。
価格は、「HP Envy 6120」が18,300円、「HP Envy 6520」が24,500円(いずれも税込み)。
製品情報
https://www.hp.com/jp/inkjet
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