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セイコーエプソン 使用済みの紙をその場で再生 乾式オフィス製紙機「新型PaperLab」&「リフレッシュモデル」を開発 「エコプロ」で公開中 

【2023年12月7日】セイコーエプソンはこのほど、乾式オフィス製紙機「新型PaperLab(プロトタイプ)」を開発した。
同機は12月6日から12月8日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されている環境総合展「エコプロ2023(SDGs Week EXPO 2023)」のエプソンブースで公開されている。

「新型PaperLab本体(プロトタイプ)」と新型PaperLab専用シュレッダー(プロトタイプ、右)

乾式オフィス製紙機「PaperLab」は、水を使わずオフィスの紙を分解し、紙として再生させる技術。エプソン独自の技術「ドライファイバーテクノロジー」を搭載し、2016年に商品化された。
発売後は、官公庁・自治体をはじめとして、金融・証券・製造業などで導入されている。

「新型PaperLab(プロトタイプ)」は、昨年のエコプロ2022でご紹介した「新型PaperLabコンセプトモデル」の三つの特長である「本体サイズを小型化」「専用シュレッダーの導入」「結合剤に天然由来材料を採用/紙の繰り返し循環」を継承し、細部を商品化に向けて進化させている。
2024年春から実証実験を行った上で、2024年秋の商品化を目指すとしている。

また「PaperLab A-8000 リフレッシュモデル(プロトタイプ)」も開発し、同時展示している。
同モデルは、製紙可能サイズの追加など、現行モデルのユーザビリティを向上させたもので、2024年春に発売予定している。

「PaperLab A-8000リフレッシュモデル(プロトタイプ)」

新型「PaperLab」本体は、本体サイズの小型化により、設置場所の制約解消や導入コストを咲く下bb。「よりオフィスに導入しやすく、紙循環しやすい」ことを目指している。

新型、 リフレッシュモデルともに、「環境貢献量の見える化」機能を搭載、本体パネルやPC/スマートフォン上で確認でき、より環境貢献を実感できるす。

「エコプロ2023」エプソンブース
https://www.epson.jp/ec/event_t/ecopro2023/

「PaperLab」について
https://www.epson.jp/products/paperlab/

「ドライファイバーテクノロジー」について
corporate.epson/ja/technology/search-by-products/other/dft.html

 

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