【2023年5月29日】日本フォーム印刷工業連合会(フォーム工連)は5月25日、ホテル椿山荘東京で、「2023年度通常総会」「第2回理事会」「懇親会」を開催した。
開会前に小谷敬二会長が「リアルでお会いできてうれしい。現在、上部団体の日本印刷産業連合会がグランドデザインを構築している。未来に向けた内容で、傘下10団体の長が意見を交換している。そこでも業態を変革するのではなく、さらに付加価値を追求していくのが大事という話が出た。違うベクトルを選択するのではなく、同じベクトルで価値を高めていくことが大事。本日も新しい価値を探していただきたい」とあいさつした。
総会は、出席者と委任状により成立を確認。小谷会長が議長になり議事を進行した。
第1号議案「2022 年度事業報告並びに収支決算報告承認の件」では、講演会やセミナー、勉強会などについて報告。特にコンプライアンスに関して日印産連主催の「これだけは知っておきたい独占禁止法のポイント」に参加したことなどについて「技術だけでなく、現代のコンプライアンスなどをしっかりと学ばなければならない」と締めくくり、賛成多数で可決された。
第2号議案「2023 年度事業計画案並びに収支予算案承認の件」では、フォーム工連の委員会活動や行事に加え、日印産連イベントへの参加などを報告。第3号議案「一部役員補充選任の件」では、補充役員を紹介し、いずれも承認された。
また、理会では、第1号議案「副会長、常任理事および理事 補充指名の件」、第2号議案「委員会委員 補充委嘱に関する件」を承認。
退任と新任の役員があいさつがし、理事会は終了した。
懇親会では、和田秀一郎副会長が、出席者を慰労し以下のように挨拶した。
「コロナで、やりにくい中大変だったと思うが、大平専務理事が地方との連絡をしてくれて、無事に行事を進めることができた。この業界がどうなっていくのかは、若い人にかかっているので、彼らに興味持ってもらえるような施策が必要だ。この団体名も変えてみることもいいかもしれない」と述べて、乾杯し開宴。
3年ぶりのリアルな懇親に、それぞれの近況を話すなど盛り上がりを見せた。
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