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速報②「プレミアム・インセンティブショー秋2019」 テキスタイルプリントや店舗販促に注目

【2019年10月17日】「第60回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2019」が10月16日、池袋サンシャインシティ・コンベンションセンター文化会館で開幕した。
同展示会は10月18日(金)まで開催している。

速報②では、デジタルプリント関連のテキスタイルグッズやPOPなどを出品しているブースを中心にレポートする。

 

速報②

ミマキエンジニアリングは、自社のインクジェットプリンタをデモンストレーションしている。
「UJF6042MkⅡ」では、ミラーの裏面に来場者の課をプリントするワークショップを実施。
「UCJV300-75」でも、ステッカーを作成するなどのデモを行った。
また、会場には同社が作成した多くのグッズサンプルを展示している。

ゼンリンは、地図柄グッズを提案している。
地図制作で知られる同社だが、その地図をデザイン化しクリアファイルを作成したところ非常に好評で、そこからグッズ制作が始まった。
現在は、ノートや年賀状、うちわなどさまざまな商品を取り扱っている。
起業から依頼されれば、その会社の周辺地図や経路案内図などを入れたグッズも作る。

タオルショップ・ジェーピーは、毛足の短いデジタルプリント用のタオルを多数展示。
高精細なプリントで、イラストや写真などを取り込んだ記念タオルやクラスタオル、名入れタオルなどを展示している。

ナカニは手ぬぐいを出品。手染めの注染は100枚から作成できるほか、スクリーン印刷やロール捺染など、さまざまな染め方の商品を紹介している。

上西産業は、布製の屋外広告用品を展示した。巻き上げタイプののぼりは、簡単にロールアップでき、収納が簡単。マジックテープで止めるインタビューボード(バックパネル)は、布製のため、収納・輸送が簡単で、貼り付けもマジックテープのため短い時間で施工可能。

CESは、アイドルや人気漫画のキャラクターをプリントしたブランケットなどを出品している。
デジタルプリントを使用し、海外で生産、100枚から作成できる。
高精細で、肌の色などもきれいに出るため、クライアントやファンからも評価が高く、付加価値も高いという。

新栄プロセス社は、静電吸着タイプのユポ紙を使ったグッズを出品。ユポは耐水性がある合成紙で、展示品は「お風呂に貼れる」などユニークな使い方をPRしている。
傘粘りも可能で、ベースのユポとクリアフィルムの間に写真やイラストなどを貼って使用するといった使い方もできる。
同社はスクリーン印刷が主体だったが、現在はデジタル印刷機を導入しており、これらのプリントも50枚から。

サンエーカガク印刷は、さまざまな特殊加工を施したシールを展示している。
「もりもりの森」というテーマで、香料インクや発泡素材、蓄光素材などの特徴を動物に例えて、わかりやすく説明している。

 

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