【2019年1月25日】日本プロモーショナル・マーケティング協会は1月24日(木)、東京都中央区の日本印刷会館で「創立50周年キックオフ新年会」を開催した。
同協会は今年2019年に「創立50周年」を迎え、今回の「新年会」はそのキックオフとなるもの。
冒頭、岸直彦理事長が「年頭の挨拶」で、以下のように述べた。
昨年、福岡市にあるスーパーセンタートライアルというショップを視察してきた。
運営を行うトライアルカンパニーに、パナソニック、Remmoが協力しITを使ったレジシステムを実現していた。
店内には700台のカメラが設置されており、お客様の動きや商品棚がウォッチされ、タブレット端末を搭載したレジカートが100台以上あり、レジに並ぶ必要がない店内を実現。店員を探すのに苦労するほど無人のスーパーマーケットだった。
AmazonGOやアリババでは、これ以上の無人・AI化店舗が実現されている。
我々の戦場である店舗、この無人化が国内でも始まっていると、実体験することができた。
このようにプロモーションを取り巻く環境が急速に変化していく中、本年、当協会は創立50周年を迎える。
これまで推進してきた様々な創立50周年事業の集大成となる年だ。
中心となるのは「生活者の購買行動の変化に対応したプロモーショナル・マーケティング理論と体系のアップデート」。理論と体系のアップデートは皆様のご協力をもって、ほぼ完成をみている。
6月には「プロモーショナル・マーケティング公式テキスト」を改訂し上梓。「プロモーショナルマーケター」の認証資格についても内容変更を行いより実務に近い、より資格所有者のメリットとなるものにする。
JPM協会の主催アワードや調査研究についても、より幅広い視野を持って、より新しい刺激を得られるよう、施策を順次投入していきたい。
これらが会員社の皆様やプロモーショナルマーケター実務の課題解決に貢献していくことが当協会の最大の提供価値の向上と考えている。
このような活動を通じ、業界の価値を向上させることに邁進していきたい。
当協会は約200社の会員社の皆様のネットワークでなり立っているので、皆様にはこれまで以上に積極的な参加ご協力をお願いしたい。
この後、岸理事長による乾杯で開宴。
和やかな歓談とともに、2018年の新入会企業の紹介、2019年「創立50周年」協会活動の発表などを行った。
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