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サイン&ディスプレイショウ2015リポート④ IJPの展示は用途などの説明が中心に エプソンやHPが出展

【2015年8月28日】「サイン&ディスプレイショウ」の展示の中心となっているIJP。展示の手法は性能のPRから運用や操作、用途提案に移行しており、各社が工夫を凝らしたブース展開をしている。
エプソン販売(☎050-3155-8380)は昇華転写方式の「Sure Color SC-F9200」を出品。「ダブルヘッド」搭載のハイスピードモデルで、ヘッドが2つになったことから最大出力スピードも2倍の毎時57㎡になった。
ポスターや転写紙によるTシャツプリントなどで力を発揮。近年需要の多い小ロットのポスターや、アパレル用ロゴ出力、名入れに対応する。ブースでは毎時30㎡の出力速度で実演している。
担当者は「メディアをバキュームしてヘッドにぶつからないようにするなど、当社ならではの細かな配慮をしている。小さな工夫により歩留りの高い作成環境を提供したい」と話す。

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このほか、ブースではTシャツに直接プリントできる「SC-F2000」なども展示中。

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日本HP(☎03-5628-1438)は、ラテックスIJP「HP Latex 360プリンター」の展示を中心に、午前11時から毎時45分から「ミニセミナー」を行い、多くの来場者を集めている。
ミニセミナーでは「HP Latexの本当の話&世界のおもしろ事例」「壁紙でつくるアートパネルとHP WallArt」などの実例に即した話を説明員が行う。

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HP Latex 360プリンターが搭載するラテックスインクは、水性と溶剤の特性をあわせ持つ新世代のインク。臭気がなく、危険物質が含まれないため作業者にやさしい。
同社では「買い替え・買い増しキャンペーン」を行っており、購入特典として、インクのプレゼントやキャッシュバックを行っている。
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このほか、武藤工業(☎03-6758-7000)が「ValueJet」シリーズを展示。マルチパーパス(MP)インク、溶剤インク、UVインクそれぞれを搭載した機種を実演している。

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