ブラザー工業子会社　南京市に中国国内5カ所目のテクノロジーセンターを新設　ショールームを併設し製品を紹介　内陸部での需要に対応

【2024年1月24日】ブラザー工業の子会社である兄弟機械商業(上海)有限公司は、中国の江蘇省南京市に、中国国内では5カ所目となる、工作機械のショールームを併設するテクノロジーセンターを新設した。
今後は、工作機械の展示に加え、各種セミナーの開催、お客様へのサービスサポート活動などを行う拠点として活用していくという。

ブラザーは、工作機械の展示を行うショールームを併設し、各種セミナーやサービスサポート活動を行う拠点をテクノロジーセンターの名称で、国内に5カ所、海外に10カ所設置している。
南京市では、2019年に江蘇省と隣接する安徽省への営業活動強化を目的として営業拠点を設置していた。しかし、その後の沿海部から内陸部への自動車関連を中心とした産業の広がりと、それにともなう工作機械需要の増加への対応が必要となった。このため今回、営業拠点に代わり、ショールームを備えたテクノロジーセンターを新設した。
中国におけるテクノロジーセンターは、上海市、東莞市、重慶市、寧波市に続き5カ所目となるもの。

施設内には、SPEEDIO(スピーディオ)シリーズの「W1000Xd2」「M300Xd1-5AX」「U500Xd1」「H550Xd1」「S700Zd1」「R450Xd1」の6機種を展示しており、ユーザーが部品を持ち込み、デモ加工を行うことも可能。

同社では今後、同施設を活用し、サービスサポート活動を強化するほか、実機の展示や部品のデモ加工を通じ、ユーザーにブラザーの工作機械の生産性を知ってもらう取り組みを推進していくとしている。

施設概要

ブラザーテクノロジーセンター 南京
所在地：Room 106, Building 02, Tian’an Cyber City, No. 36 Yongfeng Avenue, Qinhuai District, Nanjing, Jiangsu Province, China
施設用途：工作機械の展示、セミナー開催、サービスサポート活動等
延べ床面積：745.87m2(ショールーム部分 : 350m2)