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【年頭所感】小森コーポレーション 代表取締役社長 持田訓 創立100周年の節目に


【2021年1月2日】新しい年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中に皆様より賜りましたご高配に深く感謝申し上げますとともに、本年も皆様方のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

小森コーポレーション 持田社長

2020 年は、 世界的に蔓延した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が、多くの国々で感染拡大し実体経済に深刻な影響を与えました。その中で、 社会・産業構造の変化は加速し、印刷業の経営環境をも一変させています。世界最大の印刷展示会の位置付けにあるdrupa2021も、最終的にリアルイベント自体が中止となり、これまで印刷業界では展示会を主軸としていた製品プロモーションのあり方が本格的に見直される形になっています。
さまざまな方面で、お客様の課題を解決する方法を提案し、実際にそれを提供することで信頼を得る、真のパートナーとしての関係を築いていくことが重要と考えます。

KOMORIグループは 2023年に創立100周年という大きな節目を迎えます。次の100年に向けてさらなる革新を遂げ、期待を超えた感動を与える商品とサービスを創造し続けていくために、下記のようにソリューションを拡充し事業拡大を図ってまいります。

オフセット印刷機事業では、枚葉印刷機の新たなラインアップとして、リスロンGX/G アドバンスシリーズを発表しました。 このアドバンスシリーズは、お客様の収益性を重視し、高い生産性を基本として世界最高クラスの ROI(投資収益率)を提供します。さらに、ソリューションクラウド KP-コネクトとの連携により、当社が提唱するコネクテッド・オートメーションのコンセプトの中で、デジタルトランスフォーメ ーション及び印刷業における真のスマートファクトリー化の実現を目指します。

デジタル印刷機事業では、インプレミア NS40のフィールドテストの実績により格段に性能の向上が図られ、実稼働への移行を目指して本年より正式販売と量産化を開始する計画です。

証券印刷機事業では、近年キャッシュレス化の動きが進む中でも、世界の銀行券生産枚数は未だ増加傾向でアジア諸国を中心に順調に受注を獲得している状況にあります。今後も「Currency On Demand」の開発コンセプトのもとで、しっかりとした製品開発と製造に取り組んでまいります。

PE(プリンテッドエレクトロニクス)事業では、コロナ禍を契機とした電子部品、基板関連の需要増加に伴ってこれらの装置の受注拡大につながりました。こちらの事業も引き続き、大学・研究機関・協業先との連携を強化して事業拡大に努めてまいります。

また、昨年 5 月にドイツのポストプレス製造・販売会社である MBO グループを傘下に加え、会社名を MBO Postpress Solutions GmbH に変更し、同社のもつ高精度、高生産性の後加工機製品群の販売をKOMORI グループとして開始しました。今後は MBO 社も参画している Postpress Alliance を通じて各機器と KOMORI のシステムとの連携を進め、コネクテッド・ オートメーションの新たな方向性を切り開いてまいります。

また、当社のユーザー会「小森会」は、毎年全国 8 ブロックで総会事業を行ってきましたが、昨年は開催を見送りました。本年は新たな形で、第30回の節目をお客様とともに活動を展開・推進してまいりたいと存じます。

KOMORIグループは環境配慮型社会の期待に応えるべく、これまでも社内横断的プロジェクト“Green-PJ”を設置し、社内外で積極的な環境改善に取り組んでまいりました。今後は、環境配慮活動に更に注力しつつ、ダイバーシティ(多様性)や働き方改革の実現、また、上場企業として社会に広く説明責任を果たし、経営の透明性を高める努力を継続して取り組む「ESG経営」に注力し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

最後に、 顧客感動創造企業の実現を目指すKOMORIは、常にお客様の声に耳を傾け、環境の変化に世界中の印刷会社が対応するために必要な革新的な技術・サービスの開発・提供につとめてまいります。

世界中のお客様に感動をもたらすべく 鋭意努力してまいる所存ですので、本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 


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