【2026年7月2日】パテント・リザルトは7月1日、「繊維・紙・パルプ業界 他社牽制力ランキング2025」を発表した。
2025年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計したもので、1位東レ、2位東洋紡、3位帝人となった。

1位の東レは、メラミン樹脂で被覆した絶縁性を持つ磁性体材料に関する技術が富士フイルムなど計16件の審査過程で引用されたほか、火災時に有毒ガスの発生を抑制する航空機用内装材に関する技術が三菱ケミカルなど計5件の拒絶理由として引用された。2025年に東レの特許の影響を受けた企業には三菱ケミカル、富士フイルム、レゾナックなどが挙げられる。
2位の東洋紡は、静電防止性を持つ包装材・包装袋に関する技術が大日本印刷の計4件の審査過程で引用されたほか、高耐熱性・寸法安定性のポリイミドフィルムを基材とした積層体に関する技術が信越ポリマーなど計3件の拒絶理由として引用された。影響を受けた企業には東洋紡エムシー、三菱ケミカル、大日本印刷などが挙げられる。
3位の帝人は、軽量で形状自由度が高く衝撃エネルギーを効率よく吸収できる衝撃吸収部材に関する技術が東洋紡エムシーなど計5件の審査過程で拒絶理由として引用された。影響を受けた企業には三菱ケミカル、東レ、LG CHEM(韓国)などが挙げられる。
4位は王子ホールディングス(透明性と強度を兼ね備えた粘着シートを形成する粘着剤組成物)、5位は大王製紙(テープ式とパンツ型の両方で位置決めできる紙おむつ)だった。
同社はランキングトップ50社および被引用件数上位100件のリストを収録したデータファイルを5万円(税抜き)で販売している。
パテント・リザルト
https://www.patentresult.co.jp/ranking/fcit/2025/fcitpaper.html
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