kiwami　アバター接客ソリューションを東武百貨店 池袋本店に納入　オンラインとオフラインの両軸で案内を提供

【2025年11月20日】kiwamiはこのほど、東武百貨店 池袋本店で、同社のアバター接客ソリューション「xR Cast」を活用した総合案内サービスの提供を開始した。

導入された「xR Cast Concierge」は、3DCGアバターによる自動応対システムで、店内サービスやフロア案内を画面上で確認できる。リモート接客サービスの「xR Cast HoloPhone」と連携することで、アバターと実写を切り替えた有人リモート接客にも対応する。必要なのはネット環境と端末のみで、短期間での運用開始が可能とされる。

館内カウンターでのアバター接客に加え、来店者自身のスマートフォンから利用できるAIチャット案内にも対応し、オンラインとオフライン双方から案内を提供する。

館内の総合案内カウンターでは、オリジナルアバター「あんなちゃん」が対応し、店舗案内や施設情報を自動応対する。より詳細な内容が必要な場合は、有人対応へ切り替えて案内する仕組みである。
また、館内に設置されるQRコードからアクセスするAIチャット案内を新たに導入し、店内の移動中でもスマホから質問が可能となった。多言語化にも対応し、インバウンド需要にも備える。

スマホ向けのAIチャット案内には、独自開発のAI「Ratel AI」を採用した。短文応答に最適化された非推論型のシステムで、広範な商品の検索や質問に対する案内を効率的に行う。必要に応じて有人チャットとの連携も可能である。

kiwamiは、アバター制作・システム開発・デザイン・ハードウェア構成まで内製化しており、店舗DXを支える多様な技術を提供している。
今回の取り組みにより、東武百貨店館内案内の利便性向上と利用者体験の拡張を図る。

kiwami
https://xr-cast.com/