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名刺の使い分け最前線 紙は信頼 デジタルはカジュアル ハイブリッド化が進む オンデオマ調べ

【2025年11月17日】オンデオマは17日、名刺を日常的に利用する会社員と経営者1,011人を対象に実施した「名刺の利用実態と求められる役割」に関する調査結果を公表した。

オンデオマは、「印刷部ドットネット」を運営する会社で、企業の名刺発注をWeb上の操作で完結できるクラウドサービス。これまで4,500社以上の企業外利用している。

今回の調査では、働き方の変化に伴い、紙とデジタルを併用するハイブリッド運用が進み、名刺が担う役割も「情報」から「印象」へと広がっている実態が明らかになった。

調査は10月22日から23日までインターネットで行われた。名刺の使用場面は対面商談が最も多く、業種を問わず紙の名刺が依然として主要なツールであることが分かった。
一方で、IT・通信系や製造業などではオンライン商談での利用も一定の割合を占め、デジタル名刺がリアルの補完機能を果たしている。

使用している名刺のこだわりでは「デザイン・レイアウト」が31.8%で最多となり、「紙質・素材」が23.4%で続いた。経営者と会社員のいずれも、名刺を「コミュニケーションツール」として捉える傾向が強く、名刺交換後に関係が深まったと回答した割合は7割を超えた。

デジタル名刺の使用経験は全体の30.9%。利用場面はオンライン商談が最多で、展示会やイベントが続いた。紙とデジタルの使い分けでは「初対面や公式の場は紙、カジュアルな交流はデジタル」が36.3%で最も多く、フォーマル度に応じて媒体を切り替える傾向が示された。

名刺の今後については「紙とデジタルの併用が主流になる」との回答が51.7%で過半を占めた。紙は信頼や礼儀の象徴として支持され、デジタルは効率性を求める場面で活用されるなど、役割の棲み分けが進んでいる。

オンデオマは名刺発注のDXツールとして、Webで名刺を制作・発注できるサービス「印刷部ドットネット」を提供している。名刺情報の入力から発注、進捗管理までをオンラインで完結でき、最短翌日納品にも対応する。用紙は40種類以上を揃え、環境配慮型用紙や多様な加工にも対応する。

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