【2025年8月19日】エプソンは、エコソルベントインク搭載の新モデル「SC-S8150」を9月5日に発売する。
同機は新プリントヘッドの採用により、従来機と比べて出力速度を約33%向上。塩ビ標準パスで23.4㎡/hのスピードを実現した。
インクは各色2本を搭載し、長時間稼働時も安定した出力が可能。さらに印刷中でもインク交換が行えるホットスワップに対応した。800mlと1,500mlの2種類の容量を用意し、用途に応じたコスト管理も可能である。
画質面では、ライトシアンとライトマゼンタを追加することでグラデーションの再現力を強化。文字の輪郭を際立たせる「テキストシャープネス」機能や、ノズルインク温度センサーによる色再現性の安定化、ノズル自己診断システムによる画質補正も搭載した。
本体設計は高さを従来機より約30cm低く抑え、作業環境の視認性を改善。重量メディアを扱いやすいメディアリフターを標準装備し、4.3インチタッチパネルで操作性も向上している。
販売価格は税別258万円。エプソンは、商業・産業印刷分野における業務効率化と品質向上を目指すとしている。
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