「シブヤキャンバス」　未活用スペースを広告・アートの発信拠点として再編集　第1弾はアニメ『SPY×FAMILY』の大型プロモーション

【2025年11月27日】太平洋商事は、渋谷エリアの未活用スペースを広告・アートの発信拠点として再編集する新サービス「シブヤキャンバス」を開始した。
サービスの本格始動に合わせ、11月22日からはABEMAにて公式無料チャンネルが登場する人気アニメ『SPY×FAMILY』の大型プロモーションを渋谷センター街で展開している。

「シブヤキャンバス」は、壁面、シャッター、仮囲い、私道などの遊休スペースを活用し、渋谷全体を歩行者に開かれた“メディア空間”として構築するロケーション特化型OOHサービス。
文化・事業・訪問者が交差する渋谷の都市特性をもとに、広告主・地域・生活者にとって価値あるメディア創出を掲げる。
また、若手アーティストの表現支援にも重点を置き、街の景観向上と落書き抑止を含む複合的な取り組みを続けている。

渋谷センター街では約250面の広告面を確保し（予定含む）、壁面・仮囲い・フラッグ・ポスターなど多様な接点を展開できる。
私道Lストリートをはじめとした中心部のイベントスペースを活用することで、広告と体験を一体化したプロモーションが可能となる。さらに、加盟店との連携により回遊促進や購買導線をつくるO2O施策も展開できる点が特徴だ。

今回の『SPY×FAMILY』プロモーションでは、渋谷センター街の各所にビジュアルを展開し、街の動線の中で作品世界を自然に感じられる仕掛けを構成。観光客や若年層が多い渋谷はSNSとの相性がよく、写真・動画を通じた二次拡散も見込める。
ABEMAでは『SPY×FAMILY』Season 3を毎週土曜午後11時30分から無料放送しており、配信期間中はSeason 1から最新話までを視聴できる。

太平洋商事は今後も、渋谷センター街の都市回遊性とカルチャー発信力を生かし、屋外広告・イベント・地域連携を組み合わせた立体的なプロモーションを拡充する方針である。
映像、アート、ファッション分野との協働も視野に、街とブランド、生活者が自然に結び付く都市型プロモーションの開発を進める。