ZACROS　業務用液体容器「CUBITAINER」の水平リサイクル技術を開発・製品化　1月から発売

【2024年12月25日】ZACROSはこのほど、業務用液体容器「CUBITAINER」の水平リサイクル技術を開発し「CUBITAINERSUR」として製品化する。
同製品はシスメックスの全自動免疫測定装置「HISCL-5000/HISCL-800」の洗浄液「HISCL ラインウォッシャー濃縮液」での採用が決定し1月から発売される。

今回採用された「CUBITAINERSUR」は、資源循環と環境負荷低減を目指し、ヘルスケア業界では困難とされてきた医療用容器の水平リサイクルを実現した製品。
使用済み「CUBITAINER」を回収、粉砕・洗浄、乾燥。これらの工程を経て得られたフレーク状のリサイクル材をZACROSで「CUBITAINERSUR」の容器に成形し、バージン材の使用量を30% 、使用済み容器の焼却に伴うCO₂排出を年間約15トン削減する。

開発の背景には近年、持続可能な社会の実現に向けて、プラスチック製容器包装の環境負荷低減が国際的な課題となっていることがあり、同社ではその取り組みの1つとして、水平リサイクル技術を推進を2019年から開発してきた。

今後、同社はモノマテリアル（単一素材）で社会課題の解決を目指す独自ブランド「MONOSOLUTIONS」のラインアップ拡充に取り組むとともに、ステークホルダーとの協働を進め、リサイクルの社会実装に取り組む。

ZACROS
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