【2024年5月16日】TOPPANホールディングスのグループ会社ジェイエスキューブは5月15日から、住民票や戸籍謄本などの作成作業を軽減する「PASiD Face(パシッド フェイス)」を発売する。
「PASiD Face」は、住民票や戸籍謄本などの各種書類を取得するために役所を訪れた住民による、手書き書類作成作業を簡略化するシステム。
マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類を読み込んで真贋判定を行うと同時に、利用者の顔と本人確認書類のICチップに記録された顔写真と照合することで、本人を確認。本人と確認できた場合、登録された氏名や住所などの情報が申請書類に自動で記載される。
これらにより、来庁者の申請書などの各種帳票に手書きで記入する手間を大幅に削減できるという。
また、なりすましなどの対策にもなる。
今後、ジェイエスキューブは自治体を中心に「PASiD Face」を展開し、2027年度までに関連受注を含め約10億円の売り上げを目指す。
なお、同社は2024年5月16日(木)・17日(金)に開催される「地域×Tech九州」(会場:博多国際展示場&カンファレンスセンター)にて「PASiD Face」を展示予定。
Copyright © 2024 プリント&プロモーション . ALL Rights Reserved.