小説新人賞で全応募作品を書籍化「AmazonPOD」で　販売数も審査の対象に！　「ゴマブックス新人賞」

【2017年11月12日】ゴマブックスは11月10日、応募するだけで全作品が書籍になる「ゴマブックス新人賞」の応募作品第2弾、全5タイトルの販売を開始した。

このゴマブックス新人賞は「Amazon POD（プリント・オン・デマンド）ストア」のシステムを活用したもので、小説投稿サイト「トークメーカー」上に投稿された小説を、そのまま書籍にするというかつてない投稿と出版の連動を実現している。

「POD（プリント・オン・デマンド）」とは、デジタル印刷機を活用し、Amazon.co.jpが注文に応じてそのたびに書籍を印刷、出荷するサービス。このプログラムが適用された書籍は、同ストアにて常に出荷可能な「在庫あり」の状態になる。

一方の「トークメーカー」は、ゴマブックスが運営するネット上の小説投稿システム。従来の小説投稿サイトから一歩踏み込み、投稿する場所の提供だけでなく、誰でも簡単にキャラクターを創造できるなど、創作の支援も行い、コンテンツも漫画のように読みやすい形で作成できる。

POD化の対象となるのは、「トークメーカー」のゴマブックス新人賞に、開催期間中の2017年10月3日から12月15日（金）までに投稿された全作品で、Amazonのサイト上で販売される。
受賞作品の発表は、2018年2月1日（木）に行われる予定。

ゴマブックス新人大賞（１名）は、審査員の選考に加え、POD販売実績などを審査の対象としており、読者視点も含めた総合的に優れて他作品に授与される。
また、受賞作品はオリジナル表紙デザインと、編集担当のサポートがつき、主要書店での販売や電子書籍化なども行われる。副賞はAmazonギフト券10万円分。

従来にない手法での投稿と出版の連携は、今後の出版業界の在り方を示すものとして、「Amazon POD」とともに、出版・印刷業界から注目が集まっている。

ゴマブックス新人賞　開催概要ページ
http://talkmaker.com/award/gomabooks.html

発売作品一覧
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ゴマブックス
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