【2024年8月30日】東洋製罐は、190mlの202径SOT(ステイオンタブ)缶で、1缶当たりのアルミ重量が6.1gの世界最軽量※1となるアルミ飲料缶(以下「世界最軽量アルミ缶」)の開発を実現した。
世界最軽量アルミ缶は、コカ・コーラ社のコーヒーブランド「ジョージア」185g缶製品に採用され、関東エリア限定で8月より量産を開始した。
世界最軽量アルミ缶は、飲料缶の底部をリフォームして強化し、軽量化を可能とする缶底耐圧強度向上技術(CBR(Compression Bottom Reform))を使用することで実現している。
CBRを使用したアルミ飲料缶aTULC(Aluminum Toyo Ultimate Can)で、190mlの202径SOT(ステイオンタブ)缶の量産は今回が初めて。
今回、CBRを使用したことで、現行缶7.0gから6.1gとなり0.9gの軽量化を実現した。
これにより1缶当たりの温室効果ガス(GHG)排出量は、現行缶より約8%削減した。また、CBRが適用可能とされるアルミ飲料缶の製品群すべてにCBRを採用した場合、GHG排出量は年間約40千t削減を見込む。
東洋製罐グループは、金属・プラスチック・紙・ガラス等、それぞれの素材が持つ特性を活かした様々な容器をグローバルに提供する総合包装容器メーカー。1917年創立で、国内45社(東洋製罐グループホールディングス含む)、海外47社のグループ会社を擁し、従業員数約20,000人。2024年3月期の連結売上高は9,506億円で。
なお、世界最軽量缶は、「2024 日本パッケージングコンテスト」で「包装技術賞-適正包装賞」を日本コカ・コーラ株式会社と共同受賞した。
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