大日本印刷　「ボラギノール」のメタバース　新機能を追加　医療関係者とのコミュニケーションを活性化

【2023年12月20日】大日本印刷（DNP）はこのほど、天藤製薬のブランドサイト「ボラギノールタウン」のメタバース版「ボラバース produced by ボラギノール」の新機能として、同社と医療関係者とのコミュニケーションを活性化させる空間を創出した。

DNPは、バーチャルとリアルの空間の良さを掛け合わせ、人々がアクセスする時間・場所を問わずに楽しめて体験価値を高める機会を提供する「XRコミュニケーション事業」を展開している。
同事業で培った技術・ノウハウ等のDNPの資産を活かし、今回「ボラバース」に対して、バーチャル空間・メタバース内のセミナーホールや会議室等で関係者同士がコミュニケーションできる機能を提供した。
この機能は、「継続的な顧客とのコミュニケーション」を強化するという天藤製薬の目的に沿って開発したもの。

「ボラバース」内の病院施設に、特定のURLを通知・配布された招待者が認識できる「医療関係者ホール」を設置。ホール内では、関係者だけで商談やセミナー受講などのコミュニケーションが可能になる。
「医療関係者ホール」内のステージでは、発表者が普段使用しているオンライン会議システムと同様の方法でコンテンツをモニターに投影し、スライドを操作することでプレゼンテーションが可能。
ホール内に設置したパネルでは、天藤製薬が配信する動画や製品概要などの閲覧が可能で、関連するWebサイトにもリンクできる。

また、関係者を限定した状態でのテキストや声によるチャット（会話）が可能。招待者のアバターがホールに入ると、出入り口に鍵がかかり、他の利用者は入れなくなる。またホールの外に音声が聞こえない「BOX空間」も設置。オープンな会話ができるだけでなく、安全性を高め、営業シーンなどで活用できる機能を提供する。

DNPは今後、関係者限定のコミュニケーション空間の機能を多様な利用者へ提供していくとしている。

ボラバース produced by ボラギノール
https://virtual-borraginol-web.com/