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「ITpro EXPO 2015」レポート① サトー「IoT」を取り入れたラベルプリンタ トラブルを未然に防ぐ24時間監視 その課題とは? !


【2015年10月1日】「ITpro EXPO 2015」が9月30日から、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展示会はITに関する総合展。クラウドやモバイル、それにかかわる機器やシステム、サービスなどが多く展示されている。
開催は10月2日(金)まで、開会時間は午前10時~午後5時30分。主催は日経BP社。

今年の展示の特徴は「IoT(Internet of Things)」を意識した展示やアピールが多かったこと。この言葉はすべてのもの(製品、サービス)がインターネットやクラウドとつながる技術を指す。スマートフォンやタブレット端末などを考えればわかりやすいが、これらの製品はネットにつながっていなければ、機能が大幅に制限される。これと同じことがプリンタやカメラなど、パソコン周辺機器を中心に家電にまで広がりを見せている。

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サトーホールディングス(15-20)は、IoTをコンセプトにしたラベルプリンタ「スキャントロニクスCL4/6NX-Jシリーズ」を展示している。
同プリンタは今年8月に発売されたもので「サトーオンラインサービス」(SOS)でネットにつなぎ、世界中の稼働状況や故障をサトーが24時間遠隔監視できる。
稼働状況に合わせ、部品の交換や、故障の場合はその対応法をアドバイスすることで、導入先の稼働停止を最小限に抑えるという。価格は30万円台後半から。
すでに約500台が出荷されており、好調な売れ行きを見せている。

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担当者は「不具合が起こる前に、監視により事前に保守するという考えの製品。万が一、故障が起こった場合でも、本体に大きめのディスプレーがついており、保守の方法などをこれで知ることができる。ユーザーは自社の稼働をストップが時間が最小限で済む」とIoTによる利便性向上を強調する。

一方で、「発行枚数などを知られたくない」というユーザーもいる。当然機密保持契約などで対応しているが、それでも「稼働状況を知られるのはいや」というユーザーは機能を切って使うため的確なサポートが受けられない可能性がある。こういった問題は、同製品に限らず、ネットやクラウドサービスの共通課題だ。

②以降に続く


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