【2025年12月2日】平岡(東京・上野)は12月16日(火)から、SNSで寄せられた声をもとに、アクリルスタンドの紙製版「紙製アクスタ(紙スタ)」を商品化し、OEM生産の受注を開始する。

同商品は、X(旧Twitter)での投稿が1.3万件の「いいね」と169万インプレッションを記録し、約1,000件のコメントが集まったことが開発のきっかけとなった。

同社はこれまでエンタメ向け紙製品の受注生産を主力としてきたが、アクリル製品の主流化により業界の縮小が進む中、新たな需要を探るべくSNSを活用した取り組みを開始した。
投稿には「紙のスタンドがほしい」という要望が多く寄せられ、これを受けて紙製アクスタの商品化を決断した。
開発では、切り抜き精度やスタンドの強度など、紙ならではの課題があったが、8カ月にわたる試作を重ね、紙の質感を生かした発色の良さと、持ち運びやすい軽量性を併せ持つ製品として完成させた。
紙スタは、廃棄時の分別が容易でプラスチック削減に寄与する点も特徴である。OEMでの提供を基本とし、価格は見積もり対応とする。

平岡の代表取締役・平岡直樹氏は「SNSで寄せられた率直な声をもとに商品化へ踏み切れたことは、92年の歴史の中で大きな転換点である。紙の可能性を広げる取り組みとして、今後もユーザーのニーズに応える製品づくりを進めたい」と語っている。
同社は今回の商品化を契機に、紙製品を活用した新たなエンタメグッズの展開を模索していく方針である。
平岡
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