オハヨー乳業　70年目の「オハヨー牛乳」のパッケージをリニューアル　新たなブランドメッセージは「つながり」 パッケージには波模様

【2025年10月3日】オハヨー乳業は、1956年に発売した「オハヨー牛乳」を40年ぶりにリニューアルし、同日から販売を開始した。発売70年目の節目にあわせ、パッケージを一新し、次世代の主軸ブランドとして位置づける。

「オハヨー牛乳」は、同社初のナショナルブランド商品であり、社名の由来ともなった製品。家庭への配達から学校給食、量販店へと販路を広げ、幅広い世代に親しまれてきた。国内の牛乳消費量が減少傾向にある中で、酪農業の持続可能性や牛乳・乳製品の価値向上を目指し、大規模なリニューアルに踏み切った。

新たなブランドメッセージは「つながり」。パッケージには波模様をあしらい、小さなうねりがつながって大きな波になる様子を表現した。縦に配置したロゴと横に走る波模様を組み合わせ、人や地域を結ぶ存在としての牛乳を象徴するデザインとした。

今回リニューアルしたラインアップは以下の通り。

• オハヨー牛乳
  生乳100％の無調整牛乳。1956年の発売以来、学校給食や病院などでも提供され、地域で親しまれてきた。
• オハヨー濃
  生乳から水分のみを抜き取る「おいしさ濃縮製法」により、コクや甘みを高めた成分調整牛乳。カフェオレやシチューなどにも適している。
• オハヨーカフェオレ
  生乳に生クリームや脱脂粉乳を加え、香料を使わず仕上げたカフェオレ。砂糖を控えめにし、食事にも合う味わいにした。

販売エリアは中国・四国地方を中心に、関西、中部、九州の一部地域でも展開する。

オハヨー乳業は今後、地元岡山の企業や教育機関と連携し、体験型イベントや学習コンテンツの提供を通じて牛乳の魅力を発信。地域全体での牛乳市場の活性化と持続可能な酪農業の発展を目指す。

オハヨー乳業
https://www.ohayo-milk.co.jp/