【2015年9月29日】犬・猫を中心とした里親募集サイト「ペットのおうち」プロデュースの被災ペット支援サービス「ペットプロフ」が1カ月弱で5,000頭を超える登録を集めた。運営はEasy Communications!。
「ペットのおうち」は月間2,000万PVを誇るペット里親募集サイト。9月1日の防災の日から災害時にペットを守るサービス「ペットプロフ」を開始。9月28日には登録数が5000を超えた。
同システムはペットのプロフィールを無料登録した上で、ペットのおうちが販売するID入りの迷子札「PET-ID」タグを首輪に着けるというもの。
プロフィールには住所や連絡先、写真はもちろん、性格や普段食べているフード、飲んでいる薬、アレルギー、持病、かかりつけの動物病院などを登録でき、ペットが迷子になった際や災害時、急病などで保護された際に、ネットを通じペットの情報を正確に伝えることが可能。
タグは5円硬貨と同じ直径22mmの円盤状。ステンレスでとても軽いのが特徴だ。表面には「迷子札」の文字と、ペットのおうちのURL、情報にひも付けされたPETのID番号が刻印されている。プロフィール登録後に注文すれば、1週間ほどで届けられる。
価格は1登録で500円(税込み)。
これまでも迷子札やマイクロチップなど、ペットが迷った際に保護してくれた人に情報を伝える手段はあったが、迷子札は情報量が限られ、マイクロチップは読み取り装置(リーダー)が必要で、破損などの事故で情報が失われてしまうこともあった。
一方、PET-IDタグは安価で情報量が多く、特別な施術や装置が必要ないなど、これらの弱点をカバーするもので、従来の方法と併用すれることでさらに迷子防止の効果が高まる。
東日本大震災では保護されたペットの88%が迷子札を付けておらず飼い主を特定できなかった。
同サイトの内海友貴代表は「9月10日、茨城県内で鬼怒川の堤防が決壊した際に、濁流を泳いでいる犬の映像をみました。愛犬家である私自身、他人事とは思えず、胸が苦しくなりました。災害時は、飼い主に連絡がつくとは限りません。飼い主が行方不明・死亡という事態も十分に考えられます。『ペットプロフ』に登録されたペットは、みんな自分の家族だと思っています。もしも、保護情報が『ペットのおうち』に届いた場合には、プロフィールを参考に適切に保護していただくよう、保護いただいた方にお伝えします」と呼びかける。
PET-ID タグ:http://www.pet-home.jp/prof/about/
ペットのおうち:http://www.pet-home.jp/
問い合わせはEasy Communications(☎03-5422-6583)または(support@easy-communications.co.jp)まで。
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