イメージ・マジック　パウダーレスDTFシステム「TransJet DTTS-6000」シリーズと「バインダーインク」を発売　シェイカーなしで省力化

【2024年9月13日】イメージ・マジックは10月から、パウダーレスDTF（Direct to Film）システム「TransJet DTTS-6000」シリーズと「DTF用バインダーインク」を発売する。

「TransJet DTTS-6000」は、従来のDTFプリンタとは異なり、プリント後にパウダーを撒布するシェイカーが不要。この工程が不要となるため、繰り返し行われるパウダーの追加投入作業がなく、連続運転や省人化が可能となる。

また、従来型システムではパウダー塗布ムラによる接着品質の不安定さが課題だったが、特殊な樹脂配合により、インクが繊維に深く浸透し、優れた洗濯耐久性を実現。繰り返しの洗濯にも色あせや剥がれが起こりにくく、長期間美しいプリントを楽しめる。
パウダーによる硬化ではないため、インクの柔軟性と追随性を活かした接着効果を期待でき、DTFの弱点といわれていたプリント面の固さが無く、生地の風合いを活かしたアパレルプリントに対応する。

DTTS-6000に搭載される高性能RIPソフト「PrintFactory」との組み合わせで、再現性が高くより緻密で鮮やかな画像表現も可能になったという。

用途は、Tシャツだけでなく、スポーツウェア、ユニフォームなど、幅広いニーズに対応する。

今後、同社は新製品を通じて、DTF印刷業界の発展に貢献。同社プリント事業でもこれを積極的に活用したシート出力サービスなどを提供していくとしている。

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