【2025年5月29日】日本パブリックリレーションズ協会は6月1日(日)から、「第38回PRプランナー資格検定試験(1次試験)」の受験者募集を開始する。同試験は8月9日(土)~24日(日)まで実施されるもの。
この資格認定制度は、広報・PR分野の知識と実務力を客観的に証明する日本唯一の制度として2007年に創設された。これまでに延べ17,327名が受験しており、企業の広報部門のみならず、他部門のビジネスパーソンや学生の間にも広がりを見せている。就職・転職活動におけるスキル証明としての活用も進んでいる。
PR(Public Relations)は、広告・宣伝とは異なる概念であり、組織と社会の信頼関係を構築するための戦略的コミュニケーション活動を意味する。しかし日本国内では、その理解がいまだ十分に浸透していないのが現状とされる。こうした背景のもと、広報・PRの基礎知識を身につけた人材育成の重要性が高まっている。
同資格検定は、「広報・PR」に関する基本知識を問う1次試験、専門分野の理解を測る2次試験、さらに実務スキルを評価する3次試験の3段階で構成されており、今回は2025年度後期の1次試験として実施される。
試験は全国約340カ所のテストセンターでCBT方式(パソコンによる択一式)により行われ、受験者は試験期間中に任意の日時・会場を選択できる。合格者には「PRSJ認定 PRプランナー補」の資格が付与される。
第38回 PRプランナー1次試験(2025年度後期)
受験期間:2025年8月9日(土)~8月24日(日)
試験会場:全国のテストセンター約340カ所
試験方法:CBT方式(パソコンによる択一式)
申込期間:2025年6月1日(日)~7月25日(金)
合否発表:2025年9月3日(水)正午
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