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【レポート】「MIMAKIプリンティング・フェア2026」 ミマキ製品ユーザー84社が出展 多彩な出力・加工技術を披露

【2026年10月14日】産業用インクジェットプリンタなどを手掛けるミマキエンジニアリングが主催する「MIMAKIプリンティング・フェア2026」が10月7日、東京都中央区のベルサール汐留 B1Fホールで開催された。
全国の同社ユーザープリント工場や協力企業84社が出展し、工業製品の加飾やパーソナライズ、小ロット・多品種生産、店舗空間演出、アパレル・テキスタイルなど9つのテーマで、インクジェットと多彩な技術を組み合わせた事例を紹介した。

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展示会レポート

インクジェット出力事業協同組合は、インクジェット出力に携わる事業者でつくる、東京都台東区の協同組合。会場では組合の活動内容を紹介し、案内を行った。

グレエイトは、「はんこ屋さん21」のフランチャイズ本部を運営するの企業。インバウンド向けにお寿司の食品サンプルの下部をハンコにした「寿司ハンコ」や、アクリルスタンドの台座部分をスタンプにした「アクスタスタンプ」、USBとハンコを組み合わせた「USBはんこ」を紹介した。

トマトは、ポリエステルや綿、麻などの生地へのプリントを手掛ける東京都荒川区の企業。ミマキの最新昇華転写プリンタを導入し、メーカーとともに検証なども行う関係。会場では生地のイメージサンプルを展示した。

巽社は、フルカラーの3D造形物やUV印刷を展示。子どもの絵や企業のマスコット、ペットの写真を3Dプリントで立体化した事例を展示した。

アシダコーポレーションは、大型・量産のターポリン幕を手掛ける企業。今年、EFIの「VUTEk Q5r」を導入した。同機は5m級のロールtoロールUV LEDプリンタで、最大出力速度は672㎡/h。

シンクイノベーションは、モリモトとの共同出展。アニメグッズなどのオンデマンド製作を手掛ける企業で、デジタルガチャと測色機を展示した。デジタルガチャは複数台の在庫を一元管理でき、キャッシュレス決済にも対応する。

イデアは、コスチュームキューピーで知られる長野県長野市の企業。キューピーなどの衣装に使われる盛り上がりのある生地に、UVプリントを施しさまざまな人形に着せて展示した。
担当者は「少量からプリントできるため、多種多様な衣装を作成できるようになった」とミマキ製プリンタ導入の効果を話す。

Nishimatsu OCTA-STAGEは、「Octaone」システムと高品質なファブリックを提案する大阪市旭区の事業者。メッシュ素材を中心に展示し、EFIのロールtoロールUV LEDプリンタ「Pro 33r」で出力した。出力幅は3.2mで、最大出力速度は343㎡/h。多孔質メディア向けのメッシュキットを内蔵しており、出力スピードは1.5倍になったという。ブースでは、メッシュメディアにプリントしたサンプルを展示した。

金杉工芸は、1991年設立の東京都足立区の企業で、アクリルグッズなどの製造を手掛ける。アクリルグッズのサンプルを展示し、インクジェットプリンタとスクリーン印刷などアナログ印刷との併用も可能と紹介した。

海鴻社は、ステンレスボトルやタンブラーへの全面フルカラー印刷を手掛ける企業。UVロータリープリンタでの実例はテーパーのあるタンブラーなどに360度プリントし、月産は最大1万本という。

平井工芸は、インテリア雑貨などを手掛ける静岡市駿河区の企業。ステンレス素材にプリントしたクリスマス用の装飾やアクセサリーを展示した。ステンレスは抜き加工で製作されており、クリスマス装飾では厚さ1mmの素材で柔らかさも感じられる演出を紹介。アクセサリーでは厚実のある素材で「重厚感と高級感のある商品を提供可能」という。

エクセルタムは、パッド印刷や3D曲面印刷などの特殊印刷を手掛ける埼玉県草加市の企業。パッド印刷と組み合わせたグッズの製作例として、ゴルフボールやボールペンなどを展示した。また、システム開発でも知られており、ECの構築やAPIによる自動受注から、製造、個別配送までの仕組みも持つ。

ウィングコーポレーションは、昇華転写プリントのタオルなどを手掛ける福井市の企業。ミマキの昇華転写プリンタ「TS330-1600」でプリントしたタオルを展示し、4枚で構成する「等身大タオル」も披露した。「等身大タオル」は、アニメ・マンガのキャラクターやスポーツ選手などで活用されており、人気のグッズ。
またタオルの梱包の自動化も推進、注文から製造、出荷までのリードタイムの短縮に取り組んでいる。このほか、DTFも導入しており、名入れタオルなどで活用している。

ベレイマージは、ハニカムボードの什器やパネルを手掛ける神奈川県綾瀬市の企業。軽量で繰り返し使える紙製資材「Re-board(リボード)」を使い、紙の芝を敷いたブース空間を構築し、ディスプレイや展示演出の実力を披露した。ブースは1時間以内で構築できるという。

シミズオクトは、イベントの装飾などを手掛ける企業。ライブ会場などで暗くなったときに使える蓄光シートを紹介した。プラスチック段ボールを使った、軽く折りたためる内照式のディスプレイ「トリフォス」も展示した。

f.ディライトは、断熱デザインポリカや壁装装飾シート、UV-DTFを手掛ける。UV-DTFは専用フィルムに印刷したデザインを転写する方式で、凹凸や曲面にも対応する。ドリルや花瓶などの側面にプリントした例を展示した。付加価値を高められるため、安売り案件にならないという。

マルショウは、愛媛県四国中央市でアクリルグッズを手掛ける企業。伝統工芸品の水引の製作から転身し、今はグッズプリントを専業としている。ミマキの「UJF-7151 plus」などを中心にUVプリンタとレーザー加工機を十数台揃え、中四国最大の生産者となっている。

熊沢印刷工芸は、スクリーン印刷とデジタル印刷を手掛ける東京都北区の企業。スクリーン印刷とインクジェットを組み合わせ、立体感を出したサンプルを展示した。

SO-KENは、角度や光の加減で絵柄が変化するプリント技術「プリンテッドXR」を手掛ける大阪府箕面市の企業。フラッシュ撮影で柄が変わる「フラッシュプリント」と、見る角度で絵柄が切り替わる「ベローズプリント」を展示した。

ビーアンドピーは、東京都港区の企業。UV-DTFで製作したノベルティのほか、ミマキのフラットベッドUVプリンタ「JFX600」で出力したリボードのディスプレイや等身大パネルを展示した。

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