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凸版印刷 北海道函館市にDX拠点「ICT KŌBŌ HAKODATE」を開設 同社5施設目で多様な働き方を支援

【2023年5月9日】凸版印刷は5月8日、北海道函館市に新たなシステム開発拠点「ICT KŌBŌ HAKODATE(アイシーティーコーボー ハコダテ)」を開設した。

同所は、デジタルトランスフォーメーション(DX)部門の強化や多様な働き方の実現が目的で、凸版印刷では全国にシステム開発拠点の増設を進めていく。

開設の背景には、凸版印刷が進めるDX事業がある。同社は「Erhoeht-X(エルヘートクロス)」 というコンセプトを立ち上げ、社会/業界/企業のデジタル革新を支援するビジネスに取り組むとともに、社内のデジタル変革を推進している。

DX事業強化を目的とした施設では、2020年4月の長野県飯綱町「ICT KŌBŌ IIZUNA」を皮切りに、これまで2沖縄県うるま市「ICT KŌBŌ URUMA」、福岡県大牟田市「ICT KŌBŌ ARIAKE」、広島県廿日市市「ICT KŌBŌ MIYAJIMA」の4施設を開設してきた。

「ICT KŌBŌ HAKODATE」では、DX戦略におけるシステム開発拠点の拡充と同時に、U/J/Iターン希望者の採用による移住者増加や、多様な働き方の実現、および函館市を中心とする北海道地域での採用を拡大し、地域活性化に貢献するという。

開設に合わせて、北海道函館市(市長:大泉 潤)と「協働のまちづくりに関する包括連携協定」を2023年5月8日(月)に締結している。

「ICT KŌBŌ HAKODATE」は、函館市西部地区の歴史的建造物である「旧大洋漁業函館営業所」の外観を活かしてリノベーションしたオフィス。
65インチのモニターを通して東京や他の「ICT KŌBŌ」と常時接続し、社内ネットワーク上でのコラボレーションツールを活用することにより、コミュニケーション・ロスが無い開発環境を実現。
内装は、凸版印刷の空間演出ブランド「expace(エクスペース)」がトータルでコーディネートした。

凸版印刷は、本拠点の新設によりDXビジネスを強化し、2028年までに同施設で30人規模の体制を目指す。

 

「ICT KŌBŌ HAKODATE」の概要

名称: ICT KŌBŌ HAKODATE(読み: アイシーティーコーボーハコダテ)
所在地:北海道函館市大町8番21号
フロア面積: 177.95㎡
人数: 2人(開設時)

 

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