【2026年10月16日】ビジネスガイド社が主催する「第74回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2026」が10月14日から16日までの3日間、東京都豊島区のサンシャインシティ 文化会館ビル コンベンションセンターで開催された。
今回のテーマは「限定型・体験型で顧客の購買意欲を高め、売り上げを伸ばす」。懸賞キャンペーン向け景品や企業ノベルティ、法人ギフト、POP・ディスプレイツールなどが展示された。

ReachWillは、ポストカードサイズの光るディスプレイ「LUMI ART mini」を展示。内照式のアクリルスタンドで、底面にLEDを備え、内部の導光板で光らせる。縦置き、横置きに対応し、サインとしても使える。担当者は「屋外広告に使われる技術をグッズに採用した。これにより、自分の好きな作品やキャラクターを明るく光らせて飾るという楽しみを提案したい」と話す。
石塚王子ペーパーパッケージングは、紙パッケージを手掛ける企業。「パックポン」を昨年10月に発売した。デジタルプリントで製作でき、ロットは1,000個から。中身の封入も同社で行えることから、ユーザー製品や販促物を中に入れた状態での提供にも対応する。
担当者は「当社はもともと牛乳パックを製造している会社。このため日本伝統の折り紙のような、紙を立体にする技術を得意としており、パックポンはこれを活かし開発した」としている。
今後は、形状を変えた派生品も計画しており、ユーザーの要望に合わせたオリジナルパックポンの製作にも着手するという。
Peaceは、目の下に貼るシール「アイブラック」を応用した販促ツール「HARUMO」を展開している。商品は、顔に貼る「FACE HARUMO」、腕や脚、肩などに貼る「BODY HARUMO」、ウェアに貼る「APPAREL HARUMO」の3種類。マットな非反射素材で、やわらかく肌にフィットし、シールのため、簡単に装着できる。企業ロゴやチーム名、応援メッセージを、定番のブラックからフルカラーまで印刷可能。用途はスポーツ観戦や企業イベント、来場者ノベルティ、ライブ・フェスなどを想定している。
松川産業は、紙製のオペラグラスを展示した。以前に発売した商品のリバイバル販売で、倍率は3倍。完全に国内で製造している。100個から4色のオンデマンド印刷に対応し、1,000個以上はオフセット印刷での生産となる。納期は1,000個程度で3週間から。
田中印刷は、伝票や帳票の印刷技術を生かした豆本を展示。人気漫画家の作品を豆本にしカプセルトイとして販売し人気を呼んでいる。担当者は「新作が出るとすぐに売り切れになるほどの人気」とは話す。
製品は、金券などに使うマイクロ文字の技術や、フォーム印刷で使用されている貼り合わせの技術を活用しており、デザインから印刷、製版までを一社完結できる体制を生かしたもの。ブースでは心霊ものを題材にしたムック本も陳列した。
エーワークスは、インジェクション成形を手掛ける企業。既存の型を用意しており、100個から製作できる。
注目はレコード型のコースターにNFCタグを付けた商品で、スマートフォンをかざすとリンクが表示され、関連サイトにアクセスできる。同社のグッズは生産量や素材により、スクリーン印刷やパッド(タンポ)印刷、インクジェットプリントを使い分けている。
城北紙器梱包は、箱の設計から対応する企業。段ボールやボール紙などの素材を扱う。展示された新製品では、フタに折り返し構造を採用し裏側に印刷する提案を行った。折り返しのため、両面印刷のような効果を片面印刷で行えることからコストも割安という。通販向けの需要が多く、経済ロットは1,000個から。
富安金属印刷は、1964年設立で埼玉県草加市に本社を置く、缶容器向け金属印刷のトップシェア企業。2018年にインクジェット印刷を導入し、小ロット向けの缶製品を展開した。
注目は版を使用せず箔を再現する「デジタル箔押し缶」で、豪華に見える箔装飾を「デュアリス缶」「ロンド缶」「シャルモン缶」に施した。インクジェットで印刷した後に箔を載せられるのが特長で、デザインも比較的自由度が高い。売り先は企画会社が多く、キャラクターグッズや企業ブランドでの採用が多い。また、大型のペール缶はSNSキャンペーンでの採用例などが増えてきている。
同社では近年、ミマキエンジニアリングのフラットベッドプリンタに切り替えたことから、クリアインクを使えるようになり、メタルポスターにも艶を出せるようになった。
モノファクトリーは、ブリキのカード「BLICA(ブリカ)」を展示した。高級感があり、インクジェットUVプリントのため少量から製作できる。
「Blistaz」は、アクリルを貼り合わせて立体に仕上げるアクリルスタンドで、スポーツ選手やキャラクターなど、人物やキャラと背景を組み合わせて奥行きのある演出が可能。
ANBAIは、プリントに適したTシャツボディ「AN-BAI」を展開している。ブランド名は、物事が美しく調和したちょうどよい状態を意味する日本古来の言葉「塩梅」に由来する。製品は1種15色で7サイズをそろえ、生地は6.2オンス。上代はホワイトが1,100円、カラーが1,200円。
興亜産業は、缶バッジと半自動の缶バッジ製造機を展示した。製造機は1時間あたり600〜700個を製造できる。
YOJO TAPEは、オリジナル養生テープのOEMに特化した企業。さまざまなブランドロゴやキャラクターをフルカラーで、マスキングテープよりも大きな面積の養生テープに印刷できることから、デザインの幅が広いという。このほか、ご当地キューピー人形やリングノートを展示した。
山陽製紙は、1928年創業で大阪府泉南市に本社を置く、クレープ紙の製造・加工品販売会社。不用コピー用紙を回収して再生紙にし、名刺や封筒などにアップサイクルする会員制サービス「PELP!(ペルプ)」を紹介した。
また、ゼオライト入りの脱臭ペーパーをハンガー用の「EcoHook」として発売し、ホテルなどで採用されている。
ニヨド印刷は、ノート制作を得意とする印刷会社。オリジナルトレカやリングメモのほか、miniサイズのダブルリングノート、中綴じノート、一筆箋など新製品を展示した。また、ノートの種類や閉じ方、製作方法をまとめた「まるまるノートハンドブック」を配布し自社の技術力をPRした。
一作屋は、もともとフォーム印刷を手掛けてきた企業。UVプリントで盛り上げる2.5Dプリントを展示し、「ゴジラ-1.0」の事例も紹介した。クリアカラーのアクリルに両面から印刷し、アクリルの透明感を生かしている。
中本製作所は、ブームとなっている「めじるしチャーム」を全面展開した。鈴タイプとガラスタイプの2種類があり、「鈴タイプ」は絵馬鈴、八角鈴、ボール鈴など、「ガラスタイプ」は平丸や平八角などがある。
プリントはUVインクジェットで行ため、少量に対応し、1ロットの最小数量は、鈴が200個、ガラスが50個。
ヨシミプリント工業は、ボトルやタンブラーへのプリントが中心の企業。UVインクジェットでプリントしており、10〜30本程度の小ロットにも対応する。ブースではクリアインクを使った製品など、鮮やかなグラフィックをアピールしていた。
グランド印刷は、「オリジナルグッズ研究所」を展開する印刷会社。ポッティングプリントシールは100個の少量から製作でき、小規模イベントに対応できる。
また、写真シール機をイベントなどへ無料で貸し出すサービスも行っている。同社は、そこで撮影された画像から、アクリルスタンドやアクリルキーホルダーを製作することでマネタイズするという。これまで、サッカーチームのファン感謝祭などで採用されている。
ラクシスは、コンサートグッズを手掛ける企業で、今回はペンライトを中心展示した。同社のペンライトは、中にプリント物を挟み込む方式で、既存製品への挟み込みであれば50個から製作できる。
「アイドルグループの細分化が進んでいることから少量生産が重要。メンバーに色で担当(キャラクター色)が決まっているケースが多く、光の色の切り替え15色を用意した」と担当者。
上西産業は、布やターポリン(テント地)などでつくるソフトサイネージのプリントで知られる企業。「巻く蔵Ⅱ」はロール状に巻き取ることで、小さく折りたたんで運搬でき、設置も一瞬で行えるバナースタンド。設置部分を改良し安定性が増している。
装飾屋は今年4月1日、下野装飾から社名を変更した。什器やディスプレイの設計、制作、加工までをすべて手掛けており、ブースではポップアップショップの事例を紹介した。
TWENTYは、Tシャツを中心としたテキスタイルプリントを行う企業。スクリーン印刷では大型の自動機でカラー印刷も行い、少量の製品ではインクジェットやDTFも採用しこれらと使い分けている。
開場にはオーバルタイプのスクリーン印刷機を展示し、自社の特長をアピールした。
グッズの栄光は、2.5Dアートプリント展示した。これらは、昨年導入した「suisuQ impala5」でプリントとしたもので、繊細な表現力と、2.5Dの盛り上げ加工が特長。素材は木やアクリルなどさまざまなものにプリントでき、アクリルと木を組み合わせたハイブリッド素材のグッズも紹介した。
都スクリーンは、製版からプリントまで手掛ける企業。Tシャツのほか、ゴルフボールへのインクジェットプリント、サイン、ディスプレイを展示した。
野島刺繍は、UVや温度で色が変わる刺繍を展示した。チームウェアやコンサートグッズでの活用を想定している。
小松プロセスは、蓄光プリントを展示した。シールやブロマイドなどに使われており、アイドルやキャラクターグッズとしての採用がある。
SustainableDepartmentは、フルカラー3Dプリントのフィギュアを紹介した。
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