新潟日報生成AI研究所　下野新聞の地域特化型生成AIを支援　地方新聞社との連携2社目

【2025年9月2日】新潟日報生成AI研究所（新潟県）は1日、下野新聞社（栃木県宇都宮市）が年内の提供開始を目指す栃木県特化型生成AI「下野新聞生成AI」の開発・導入を支援する契約を締結した。（写真はイメージ）

新潟日報生成AI研究所は、新潟日報社の100％子会社として生成AI技術の研究開発や地域特化型AIの社会実装を推進しており、すでに自社の「新潟日報生成AI」で先行事例を持つ。
7月には岩手日報社と「地域共創パートナーシップ協定」を締結しており、今回の下野新聞社との協力は2社目となる。

地域特化型生成AIは、地域ニュースや行政情報、生活に密着したデータを学習させることで、全国規模の生成AIには難しい「地域独自の文脈」に即した回答や情報提供を実現するのが特徴だ。地域住民にとって身近なニュース検索や行政サービスの案内、観光情報発信など幅広い活用が想定されている。

同研究所は「地域情報に根ざした生成AIを各地に展開することで、地方新聞社の新たなビジネスモデル創出や地域活性化に貢献する」としている。

新潟日報生成AI研究所
https://www.ai-niigatanippo.co.jp/

下野新聞社
https://www.shimotsuke.co.jp